気持ちが整理できてなくても大丈夫 ー 話しながら少しずつ楽になっていく時間

気持ちを整理しようとしても、うまく言葉にならないことってありませんか?
話し始めたと思ったら止まってしまったり、同じ話を繰り返してしまったり
それでも、話しているうちに少しずつ呼吸が楽になったり
カウンセリングの場で、言葉がなかなか出てこない時間に立ち会うことがあります
話し始めたと思ったら、途中で止まったり、同じ話を何度も繰り返したり、ふと黙り込まれたり
以前の私は「なにか整理しなくては」「前に進まなくては」と心のどこかで思っていたように感じます
けれど、ある時気づきました
言葉は、最初から形になっていなくてもいいのだと
まとまらないまま口に出された言葉を、評価せず、急かさず、そのまま置いていく
そうしているうちに、さっきまで張り詰めていた空気が、ふっと緩む瞬間があります
「今のお話、ここが気になりました」
そう伝えたとき、相手の表情がわずかに変わることがあります
「言われてみれば⋯」
「そう考えたことがありませんでした」
その反応を見たとき、整理するよりも大切なものがあると感じるようになりました
絡まっていた気持ちが、はっきりほどけるわけではなくていい
ただ、少し緩むだけで、呼吸がしやすくなることがあります
状況は何も変わっていないのに、受け取り方が変わり、頭の中の音が静かになっていく
その変化は、とてもささやかで、誰かに説明する必要もありません
ご自身が「さっきより楽かもしれない」と感じられれば、それで十分です
私が大切にしているのは、話しているうちに気持ちが自然と落ち着き、次の一歩を急がなくてもよくなる、そんな時間と、そんな場所です
心とコミュニケーション力を育てる
YSカウンセリング